はじめまして。
静岡県小口貨物緊急運送センター責任者、兼、貨物軽自動車運送事業：斉藤トランス代表の齋藤功と申します。この度は、当店ホームページにご訪問頂き誠にありがとうございます。初めてお会いするあなた様へ、私の自己紹介をさせて頂きます。

＝斉藤功(戌年・Ｏ型)のプロフィール＝

～ 安易に運送業した私… 経営者としても一家の主としても失格だった頃 ～

私は２７歳の時に｢運転が好き｣｢一人で気楽そう｣という、たった二つの理由だけで安易に脱サラして運送業を始めました。しかし待っていたのは｢仕事が無い｣と嘆くばかりの長い低迷期。

そんな低迷期でさえも仕事が入るのを、ただ寝て待つだけの私でしたが、幸運なことに、優秀な同業者や、理解ある荷主様との出会いに恵まれ、更に開業後５年目の２００１年には自社ホームページを開設。同時に始めた単身者専門の引越しサービスも順調に推移し、売上も急上昇していきます。

しかし、景気に便乗しただけの好調期も長くは続かず、リーマンショックを境に仕事が激減。実は、この年に私は結婚し、翌年には息子が生まれますが、新婚早々、毎月経費倒れで自分の給料も満足に出ない状況に陥ります。先の見えない節約生活の日々、しかし、そんな最低の状況でも愚痴もこぼさない嫁さんと、何も知らずに無邪気な笑顔を振りまいてくれる我が子の姿を見ているうちに、さすがの私も｢このまま何も動かないで手をこまねいているだけじゃいかん！子供が物心ついた時に、こんな情けない親父の姿は見せられない｣と思うようになり、本当に情けない話ですが開業１３年目にして初めて本格的な営業活動を行うことを決意し、ついに重い腰を上げ始めます。

～ 今はただ、大切なお客様と最愛の家族の為に走ります ～

飛び込み営業は殆ど経験が無く、最初は恐怖で足が震えていた私でしたが、思い切って飛び込んでみると意外と話は聞いて頂けるもの。仕事仲間の絶大な協力のもと４ヶ月かけて６００件の飛び込み営業を行った結果、２０１０年度は新規取引先が７件増、スポット便の売上も前年比３０％伸びました。それでも長引く景気低迷や東日本大震災の影響もあり、依然として厳しい経営環境に変わりはありませんが、私のようなダメ経営者でも恐れずに一歩を踏み出すことを学び、そして結果が出た時の喜びや充実感を知りました。

私は、理解ある家族と、決して上から目線ではなく仕事のパートナーとして常にフェアな対応をして頂ける荷主様に恵まれ本当に幸せ者です。当店は１０年来のお付き合のあるメイン３社の荷主様から、取り引き開始から今現在に至るまで、不条理な値引き要求や、無理難題を突き付けられたことは一度も無く、それは｢運賃は安ければいい！｣という、この世知が無い世の中にあって本当に幸せなことだと感じています。私は、この恩義を“仕事の質”で荷主様に恩返しする決意です。そして、我が子に｢頼もしいパパ！｣｢運送業ってカッコイイね！｣と思ってもらえるように、これからも走り続けます。

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